税務調査
2024/01/29
税務調査とは、申告内容が正しいかどうかを税務署が調査することです。
税務署から「そちらに調査に伺います」との連絡が来たら、すぐに顧問税理士に連絡しましょう。基本的に税務調査の事前通知は顧問税理士に入りますが、予告なしに調査官が直接、納税者のもとに来ることが稀にあります。その際は、できれば後日の都合の良い日に来ていただいた時に事務所に入ってもらうよう、丁寧にお願いしましょう。
税務調査を受ける前にまずすることは、たとえ言いづらい財産の内容であっても顧問税理士に正直に話すことです。ミスによる売上除外なども含めて調査開始前に修正申告をすれば、過少申告加算税や重加算税が課せられることはありません。「税務調査は恐ろしい」というイメージを多くの人が持っていますが、税務調査の目的はあくまで指導です。
とはいっても、調査官は財産の申告漏れなどによる追徴を見込んでいます。指導を受けたり修正申告を求められたりした場合、慌てず騒がず、冷静に対処する必要があります。費用の否認については、事業の経費に該当しないことの立証責任は税務署側にあります。顧問税理士が立ちあっていれば、その根拠と理由を聞いて正しく反論してくれますから安心です。