<2070年の未来予想>
2024/01/10
地球物理専攻の獣医師である茜灯里さんの本「最新科学トピックス」(集英社インターナショナル新書)では、最新科学が向かっている先を分かりやすく紹介しています。
その中で、以下のような約50年後(2070年)の未来の予想があります。とても興味深いのですが、残念ながら、そのころ私たちは生きていてもヨボヨボですね。
・地球:2-3℃の平均気温上昇により海面が0.5メートル上昇
CO2排出は実質ゼロになるも世界人口の1/3がサハラ砂漠並みの気候下で暮らす
・エネルギー:世界規模の電力網に太陽光発電・風力発電がつながる
・災害対策:地震エネルギーを吸収する免震プレート上の都市ができる
津波の影響の少ない海上都市ができる
・医療:健康チェックトイレの屎尿分析データが医療機関にオンラインで送られる
・ホテルサービス:ベッドに「見たい夢」を設定できる
スパで、DNA解析によるアンチエイジングを施してくれる
一方、巷間では税理士という職業がなくなるという予想もありますが、いかにAIが進化しても、AIが税理士に完全にとってかわることはないのではないでしょうか。時代の要請は同じところにとどまることはなく、顧問先の疑問や悩みに税理士がオーダーメイドで個別にしっかり対応することが必要です。FAQとは異なり、やりとりを通じて気づくことが多くでてきますから。逆に言うと、顧問先の悩みを理解する力や解決する力が無い税理士は淘汰されるでしょう。これは税理士に限らずだと思います。これからはAIの力を利用しつつ、人間力を発揮できる人材が重宝される時代が来るのではないでしょうか。そのような税理士になるべく、日々精進したいと考える今日この頃です。